太ももの部分痩せとセルライト解消方法まとめ

かねてから個人指導による部分痩せの効果に着目していましたが、92年から、集団指導を取り入れ、部分痩せ実践のためのヘルスセミナーを開催しています。対象者は、総合健診の結果、「肥満」と判定された人です。その人たちを、C 肥満のみは日帰りのコースB 肥満にプラスして、血圧、空腹時血糖、総コレステロール、中性脂肪のうちどれかひとつの所見がある人は、1泊2日のコースB 肥満に加えて、@の所見が二つ以上ある人は2泊3日のコースに分けて、当初は3グループ合計656人を対象に、部分痩せの集団指導を行い、その結果をデータ化し、さらに追跡調査をしています。5年後のいまでは総計2000人を越えています。その結果によれば部分痩せを実行した人は、個人差はありますが、無理しないで続けて、lヵ月に平均3 ●3キロ体重を落としています。しかも、95・4%の人が成功しています。第4章で体験者の実践編を紹介していますので、ご参考になさってください。やせても体力は落ちないやせても体力が落ちないのは、部分痩せの大きな特長です。従来のカロリー制限療法で減量をすると、普通は最大酸素摂取量(いわば元気度)が落ちるのですが、部分痩せでは逆に上がってきます。最大酸素摂取量とは、その人が体重1キロ当たり1分間に摂取できる酸素の最大量を言います。酸素を多く摂取できる人ほど、千不ルギーもたくさん出すことができるわけで、それだけ体力があるということになります。従来の減量法では、やせればそれだけ最大酸素摂取量は落ちています。ところが、部分痩せの場合は、運動はしないのにほとんどの人が一局まっていました。少なくとも低下した人はいません。これはとても不思議な結果で、その理由はまだ明らかではありませんが、おそらく心肺機能が直接向上したのではなく、末梢の筋肉での酸素利用が高まったみからではないかと考えています。脂肪だけが減る部分痩せでやせた人は、筋肉が落ちないで、脂肪だけが落ちます。これは、MRI (核磁気共鳴法)という精密検査で確かめられたものです。先程の体力(最大酸素摂取量)が増大したという事実もそれを証明しています。本来、筋肉が落ちるのは、つきつめていえば栄養失調になるからです。無理なダイエットでは、体重は減るのですが筋肉が落ち、見るからにやつれてしまうのは、そのせいにほかなりません。そこまでいかなくても、従来のカロリー制限療法では、3食共に1回の食事量を減らす、というものですが、これは結果としてすべての食事で質まで低下する危険性があり、トータルでみると栄養失調にもなりかねません。夜は満足するまでしっかりと食事(快食)をし、朝は水分中心食、昼は補助食品、もしくは軽い食事をする部分痩せでは、それまでの食事以上に十分に必要な栄養が取れるので、栄養失調、および筋肉が落ちるのを避けられるだけでなくかえって体力が増加するのです。

 

 

 

「健康寿命」という考え方があります。元気なカラダである期間を延ばそうと
いうもので、寝たきりでもいいから死ななければ良いという考え方とは根本的
に違います。2002年調査による日本人の健康寿命は、男性の場合、平均寿命78・4歳に対して健康寿命72・3歳、女性の場合、85o3歳に対して77・7歳です。この期間の差は、単純に家や施設で誰かのお世話になる期間です。男性は6 ・1年間、女性は7o6年間あるとされます。これは、いわゆる介護期間を意味しています。
この健康寿命に関係している習慣の捉え方には、いくつかあります。まず、三つの習慣として捉える場合です。関係するライフスタイルは、肥満、運動習慣、喫煙習慣です。リスクに置き換えると、最大リスクは、太っている、運動しない、タバコを吸うという、すべてが駄目な生活。 一方で、最小リスクは、太ってない、運動する、タバコは吸わないというすべてをクリアしている生活です。この二つのライフスタイルの間では、健康寿命がЮ年以上も違うという報告があります。裏を返せば、太ってない、運動する、タバコは吸わないの三つの習慣を守れば、一九気に暮らせる期間が確実に延びるということを意味しています。次に、四つの習慣として捉える場合です。これは、健康寿命のデータでなく、平均寿命のデータですが、世界的に報じられた興味深い内容です。英国の2万人に及ぶ調査(米医学誌プロス・メディシンに発表)では、関係しているライフスタイルとして、喫煙習慣、運動習慣、野菜と果物の摂取習慣、アルコールの摂取習慣を挙げています。三つの習慣の時と同じように、これをリスクに置き換えてみると、タバコをワ′吸う、運動しない、野菜と果物を食べない、酒は多飲というすべてが罰点の生活。もちろん、タバコを吸わない、運動する、野菜と果物を毎日食べる、酒は適度に飲むというすべてが満点の生活の人も、 一方にはいるわけです。この二つを比べてみると、寿命に14年間の差が出ていました。時事通信では、}cれを「四つの習慣を守ると14年長生き」と伝えています(2008年1月10日)。一つ、二つ、三つ、四つと……、良い習慣をつくっていくことが、とても重要なのです。